沢山のワンちゃんがいる場合のドッグフード

ペットを1匹以上飼っている家庭で、一番大変なことと言えば費用がとにかくかかること!
医療費もさることながら、毎日のことなので食費がかさみます。
人間の食費ではエンゲル係数ですが、犬の場合は「ワンゲル係数」と呼ぶ飼い主もいるほど、家計の中でドッグフードが占める割合は大きいのです!

それぞれの家庭では、ドッグフード代を捻出するのに様々な工夫がなされているようです。
しかし、多頭飼いの食事は想像以上に大変なようです。
例えば、一緒に生まれた兄弟ワンコを譲り受けた場合などは比較的楽です。
体格や性格に多少の差は出るものの、一緒に歳を重ねていくため、同じドッグフードを与えても問題がない場合が多いです。

この場合は、とにかくドッグフードの減りが早いので、一つの種類のドッグフードをたくさん買い込みます。
大袋タイプを買っても、賞味期限内に食べきれることが多いので、買いだめもOK。
家庭によっては、海外製品や並行輸入品の方が量が多いので、そちらを個人輸入しているんだとか。

しかし、ずっと同じものを与えていても、いつの日か飽きてしまい、一匹だけ食べてくれなくなることもあるそうです。
また、活発な性格のワンコが、おとなしい性格のワンコの餌皿から勝手に食べてしまうことも。
このような場合は、それぞれの食事場所を変えたり、たまにはフードを変える工夫も必要です。

問題なのは、多頭飼いで犬種も年齢も体格も違う場合です。
一般的にドッグフードは年齢か体格別にバリエーションが作られています。
子犬用、成犬用、老犬用などそれぞれに用意する必要があります。

同じドッグフードではダメなの?と思われがちですが、それぞれのフードに含まれている栄養素が微妙に違いますので、ワンコにあったフードを、それぞれ用意してあげましょう。
成長期にはタンパク質が多いもの、老犬には関節を強化するもの、去勢後カロリーコントロールされているドッグフードなど、今の年齢や体格にあったものをチョイスする必要があるため、ドッグフード選びが大変です。
食事だけでなく、かかりやすい病気も犬種によって様々。
何匹かのワンコと暮らす場合は、このあたりのこともよく考えて迎え入れましょう。