フードの好みは犬種による?

年齢別、用途別など、ある程度の分類ごとにドッグフードは販売されています。
フードの好みは犬種による?
好みは犬によって様々。
同じ犬種でもよく食べる犬と食べてくれない犬がいて、多頭飼いの飼い主さんは、それぞれの好みが違うと食事の用意が大変です。

味よりも香りが犬にとっての好みを分ける第一の条件のようです。
そのため、犬が好む香りを添加している製品も数多くあります。
しかし、不自然なものよりも素材が立つような製品の方が良いのはお分かりですよね。
普段から添加物の多い食事ばかり与えていると、素材の香りが分からなくなるので気を付けましょう。

また、ペットの種類ごとの好みというより、体の大きさによっても好みが分かれてくるようです。
なぜかというと、顎の強さ、運動強度が違うからです。
チワワやトイプードル、ポメラニアン、ミニチュアダックスフントなど、小さな室内飼いの犬種は、外を駆け回る犬に比べて運動する範囲が狭いことと、顎が小さいため、与えるドッグフードの量も少ないです。
そのため粒の小さなタイプの方が食べやすいようです。
このような小型犬用は小粒タイプを主流に販売しています。
おやつも犬用のガムなどは硬すぎて食べてくれないこともあります。

一方、体の大きなレトリバーやポインター、柴犬などは庭やガレージなどに犬小屋を設けて外で飼う場合が大半です。
日に当たり、喉もよく乾くので水を頻繁に飲みます。
外から来る人間へ反応したり警戒するため、室内飼いに比べて野生の本能が残っています。
そのため、食べ応えのあるドッグフードを好みます。
カリカリしていたり、さっくりしたり、食感が楽しめるものも食いつきが良いです。
こちらは歯ごたえがある犬用のおやつを与えると大層喜びます。
このように、ドッグフードの好みは体の大きさや生育環境によって異なります。
成長によって体が大きくなる犬種の場合は、どんどんフードを替えることもありますので、反応を確かめながらドッグフードを選んでください。