ドッグフードを買い過ぎた時

毎日食べるものだから、ドッグフードは大袋で購入!という家も多いかと思います。
一つの種類をたくさん買うパターンもあれば、いくつかの種類を少しずつ買うときもあります。
いずれにしても、切らすことがないようにまとめ買いをすることが多いドッグフード。
でも、買いすぎには注意が必要なんです。

ドライタイプのドッグフードの賞味期限は比較的長く設定されていますが、最近は保存料などを使わない製品も多く、その場合は賞味期限が短いです。
あるメーカーの回答によると、直射日光が当たり、空気に触れてしまうような保存状態が良くない状況でテストを行い賞味期限を設定しているんだそう。
なので、数日賞味期限が切れても問題ないということだそうです。

しかし、何週間も過ぎてしまえば、味やニオイにも変化がありそうです。
ですから、やはり開封後のドッグフードは早めに与え終わりましょう。
小型犬で食が細い場合などは、どうしても賞味期限内に与え終わらない場合がありますよね?
そんなときは、冷蔵庫で保管します。
人間の食べ物にニオイが移らないように、密閉できるストッカーに移したりしてから冷蔵庫に入れます。
夏場などは室温が30度以上になる場合もありますので、冷蔵庫保存を基本にしましょう。

また、缶詰やレトルトパウチタイプのウェットフードの場合は、一回分に分けて冷凍保存がおすすめ。
解凍して常温に戻してから与えてください。
ちなみに、ドッグフードを買いすぎたときや、愛犬が亡くなった後に大量に残された場合、どこかに譲るという選択肢も浮かびますが注意が必要です。

大きな災害が起こった際に、人間の食べ物さえも不足する中で、ペットフードを手に入れるのは難しいです。
そこで、ボランティア団体を中心にペットフードの寄付を募ることがあります。
このような機会に余ったフードを送る際、基本的には「未開封」のものを差し上げましょう。

開封しているとどのような保存状態であったか分からないので、もったいないことですが開封されたものについては破棄される場合もあります。
災害の際だけではなく、近くの動物病院へ譲る際も未開封のものを。
気の知れた関係の飼い主であれば、どのように保存していたか話して、開封済みのものを譲っても良いかと思います。
ドッグフードの買いすぎは、かえってもったいない結果になるかもしれません。
与えきれる量だけを計画的に買いましょう。
また、こちらの業務用ドッグフードのメリット・デメリットについての記事も参考にご覧ください。